ウルムチ観光
ウルムチは新彊ウイグル自治区の区都です。新彊ウイグル自治区の略称は「新」です。中国の西北部に位置しています。中国の支配権が及ぶようになったのは漢の武帝の時代に西域都護府が置かれてからです。唐代には北庭都護府と安西都護府が置かれていました。新彊と呼ばれるようになったのは、清朝の光緒年間に新彊省となってからです。
新彊ウイグル自治区の成立は1955年です。面積は、全国一で、全国面積の六分の一を占め、日本全土の面積の四倍を越えます。最も人口の多い民族はウイグル族で、人口の半分以上を占めています。漢族以外には、ハザク、回、キルギス、蒙古、シボ、タジク、ダフル、ウズベク、満州、タタール、スラブの11の少数民族が暮らします。ウルムチは天山山脈北麓のジュンガル盆地東南縁に位置。ウルムチという言葉はジュンガル部の言葉で「美しい牧場」を意味します。面積は10900平方メートルで、人口は233万人。大都市ですが、四方のどの海から2,300km以上も離れているため、「海から最も遠い都市」などとも呼ばれます。昔から、シルクロートの要地であるウルムチは、東西文化の交流中心です。現在も中国と中央アジア地区、ひいてはヨーロッパと連結の交通要地です。
漢王朝以来、シルクロードの貿易中心をとして、東西の交通路が開かれ、人や物の往来のみならず、宗教、文化の通り道となり、多くの史跡を残しました。ウルムチは比較的新しい街で、18世紀の後半、清朝のジュンガル部遠征以降、ここ(当時の地名は迪化)を西域管轄の中心にしてからのことです。上に述べた新彊省の成立はこのことをいい、1884年のことです。1952年、モンゴル語で「美しい牧場」という意味であるウルムチと名付けられました。 また、ウルムチはしばしば、「海から最も遠い町」などと言われ、東の黄海からも南のベンガル湾からも北のカラ海からも西のアラビア海、バルト海からも2300キロ以上離れている内陸中の内陸にある都市です。
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