シルクロード西安発ツアー
河西回廊を通って敦煌へ
西安から蘭州を経て、北にゴビ砂漠、南に祁連(チーリアン)山脈を望みながら、敦煌に至るシルクロードを「河西回廊」と呼びます。地形的に、山脈に挟まれた900kmに及ぶ長く狭い平地にルートがあるため、「回廊」という名がついています。
後漢代に匈奴を駆逐して、蘭州から先の支配を強化するためにこのルート上に置いた4つの町が「河西四郡」で、武威、張掖、酒泉、敦煌をいいます。
このルートは「万里の長城」も平行して走っています。
蘭州は、甘粛省南部にある黄河沿いに広がる省都で、人口300万人の工業都市です。
ここから北西にシルクロードの河西回廊が続き、古来から漢民族と西域の民族が出会った地点でもあります。
また南西に向かってはチベットへの道となっています。
敦煌は、甘粛省の北西端に近い標高1700mにある砂漠の中のオアシスの町です。
唐代は「沙州」と呼ばれ、河西回廊の西端にあたり、西域の最前線でした。
シルクロード観光の中心地で、辺境地ながら比較的滞在しやすい町です。
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