敦煌 行き方
鳴砂山と月牙泉
敦煌の人気観光スポット「鳴沙山」は、敦煌市内から南に5kmほどのところに位置します。『月の砂漠』の歌を彷彿させるような雄大な砂山は、風が吹くと笛を奏でているような音がすることから「鳴砂山」と名付けられました。
「月牙泉」は鳴沙山の北側にある三日月形をした泉で、まさに砂漠の中のオアシス!泉のほとりには楼閣が復元されており、鳴沙山の景色と相まって雰囲気を醸し出しています。
鳴沙山ではラクダに乗って観光することもできますし、砂に足を取られて歩きにくいかもしれませんが徒歩でも大丈夫ですよ。
鳴沙山と月牙泉を記念写真に収めれば、とびっきりの敦煌観光記念になること間違いなしでしょう。
西千仏洞
「西千仏洞」は党河の北側にある石窟で、中国三大石窟の一つです。莫高窟の西側に位置することからこの名が付けられました。北魏や唐時代の歴史的価値のある壁画がたくさん残されていますが、破損が激しく、残念ながらどれも保存状態はあまり良くありません。
主な見どころは第5窟、第7窟、第6窟(年代順)などですが、中でも釈迦の前世の物語が描かれている第6窟は必見!ここから西に「臥佛山」と呼ばれる岩山が見えるので、そちらもぜひ足を運んでみてくださいね。
敦煌では撮影に制限がある観光スポットが多いので、写真を撮る際は気を付けましょう。
白馬塔
甘粛省の重点文物保護単位に指定されている「白馬塔」は、敦煌中心から2kmほど離れた七里鎮白馬塔村にあります。かつて中国に存在した都市国家・亀茲(きじ)の高僧・鳩摩羅什(くまらじゅう)が敦煌へ布教のため訪れた際、乗っていた白馬が死んでしまい、弔いのために建てられたのがこの白馬塔なのです。
高さ12m直径約7mの9層建ての塔は、特徴的なフォルムはもちろん、周りを囲む緑とのコントラストがとても美しいですよ。旧敦煌城遺跡(敦煌故城)エリアにあり、すぐ近くには城壁の一部が残っているところもあるので併せて見学してみてくださいね。敦煌からはレンタサイクルの利用をすると便利です。
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